第16期同期会レポート
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【同期会レポート】

附属大泉中学第16期

卒業60周年記念同期会を開催しました!

2025年の同期会は11月16日(日)に品川駅ほど近くの『パシフィックガーデン品川』にて開催されました。

2025年は、中学校卒業後60年に当たる年で、いつもより多くの参加者をお迎えすることが出来ました。

会場は品川イーストワンタワーの1階にあり、ガラス張りの宴会場は広々していて外が見渡せます。外側は水堀で囲まれているせいか外の騒音は聞こえません。

開会に先立って、今年の4月15日に98才で亡くなられた恩師、相澤先生に黙祷をお捧げしました。

シャンパンでの乾杯のあとは、そこかしこで和やかな歓談が始まりました。
会場内の一角では、入学式・卒業式の集合写真に加えて1年の馬頭山遠足、2年の伊豆大島旅行、3年の東北修学旅行のスナップ写真も並べられ思い出話に花が咲きました。

今回のお料理は中華でしたが、ビールを泡立てる(?)装置があり、物珍しさもあって人だかりができていました。この仕組みでビールが美味しく仕上がるそうです。

今年亡くなられた相澤先生の墓参をきっかけに、鳥谷先生・近藤先生のお墓参りに幹事を中心に有志で出かけましたので、その時の動画を皆さんに見て頂きました。

相澤先生の思い出話では、最初の授業のとき先生が言われたことを記憶している方のお話が印象に残りました。
「あなたたちは、まだ子どもですが小さな紳士淑女なのです。私たちはあなたたちをそのように扱います。」と、おっしゃったそうです。この言葉は、他の先生方も共有していたように感じられます。
私たちは、先生方が期待しておられた紳士淑女になっているのかしら?とちょっと身が引き締まる思いがしました。

同期の方々の近況をお聞きしながら、皆さんの60年を思い、感慨が湧き起こりました。幼さが残る少年少女たちが様々な人生を経験し、今に至っているのです。
先生の導きの大切さ、記憶の底に潜んでいる何気ない出来事がキラキラと輝いているように感じました。

皆さんの思いが交錯する中、締めは校歌斉唱です。
「我ら集いぬ、菊の葉のもとに」 60年を振り返り、感謝と感激に満ちた一日でした。
皆さん、来年もまた元気にお会いしましょう。

《記: 岡部(片山)道子》